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 116号 (2008年12月号)  2008年11月25日発売  
【特集】

不動産金融マーケット回復への道のりを探る


 昨年夏に顕在化したサブプライムローン問題が約1年以上経過した。 国内外で多大な影響が及んでいる。とりわけ不動産業界への影響が大きい。中小、大手デベロッパー が相次ぎ経営破綻に追い込まれた。
 急速に事業を拡大してきたアーバンコーポレイションや、米国4位の業績を誇った投資銀行の リーマン・ブラザーズが日米の企業倒産の代表例となった。
 日本の不動産市場では取引量が激減、停滞を余儀なくされている。J−REIT市場もなかなか 回復の兆しが見えず、デットの証券化商品であるCMBSもプレーヤーが減少し、先行きが見えない。 そうした中、国土交通省はこの10月下旬、「投資家に信頼される不動産市場確立フォーラム」(事務局 は不動産証券化協会)の第三回会合を開き、J−REITの合併やリファイナンス問題、自社株買いや転換 社債発行等といった論点についての議論を本格化させた。市場回復へ向けた取り組みの第一歩といえよう。
 本特集では、日本の不動産金融市場の状況分析や求められる対策、そして今後の不動産マーケット の行方などについて、業界の識者に語っていただくと共に、匿名座談会の模様をお伝えする(10月 中旬から下旬にかけてインタビューと座談会を実施)。


【インタビュー】
■金融庁の銀行検査で始まった貸し渋り・貸しはがし
  米国発の危機が合成され未曾有の不動産不況に
  サタスインテグレイト 代表取締役社長 佐藤 一雄氏

■J−REIT市場が低迷する今だからこそ制度変更のチャンス
  合併・買収が市場からの評価の回復をもたらす
  三菱商事・ユービーエス・リアルティ 代表取締役社長 廣本 裕一氏

■外資系レンダー撤退で新興企業のリファイナンスが困難に
  金融市場の回復まではCMBS市場ともに厳しさ続く
  新生銀行 不動産ファイナンス部長 日下部 裕文氏

■日本銀行と政投銀の関与で不動産市場の回復が可能
  情報開示の進んだCMBSを日銀の適格担保に認めるべし
  モルガン・スタンレー証券 マネージングディレクター 赤井 厚雄氏

【匿名座談会】
■生き残りをかけた不動産金融マーケット
  その実態と今後を語る
 
【時流潮流】

ニューシティ・レジデンス投資法人の経営破綻はなぜ起こったか


【FOCUS】

リプラスから賃貸保証事業を継承
  新会社を作り商品設計も改善
  デジタルチェック

リロ・ホールディングが
  日本ハウズイング株式27.09%を取得して業務提携
  リロ・ホールディング 日本ハウズイング

「大手町連鎖型再開発」
  来春に1次事業竣工、2010年春2次事業着工
  大手町まちづくり推進会議

東京中央郵便局再開発や目黒東山マンション分譲等
  不動産開発事業を推進
  日本郵政グループ

海外富裕層の開拓を狙い
  クリスティーズ・G・エステートと業務提携
  三菱地所リアルエステートサービス

東証REIT指数を連動対象とした
  隔月分配型のETFが上場
  日興アセットマネジメント


【連載】
時の人 No.25
  山中 智

  ラサール インベストメント アドバイザーズ代表取締役社長 

J−REIT REVIEW -10月-
  
【山木の視点】【マーケット動向】【Monthlyダイジェスト】
  アセットプランニング 山木 正行

アメリカのマーケット情報を読み解く 第3回
  ファイナンス・マーケットを読み解く

  サンポップ・インターナショナル 山本みゆき

不動産戦略を支援するデューデリジェンス VOL.12
 ディストレストな環境下における不動産投資戦略〜都心部賃貸住宅
 ティーマックス 原田 毅

Project Profile
  丸の内トラストタワー本館


Cash Flowについて考える 第9回
  キャッシュフローモデリング
  日本レップ 藤井 和之


≪RMJゼミナール≫


英語で学ぶ
 不動産ファンド・証券化ビジネス 第14回
 Diversification

  中央三井信託銀行 脇本和也

フロントプレーヤーのための法律ミニ知識 第3回
 中間省略登記に関する議論の変遷
 三井法律事務所 根井 真

知ってるつもりのプロパティマネジメント 第48回
 改正不動産鑑定評価基準に基づく
 保守管理費支出項目研究(8)

 鈴丈エステートサービス 青木 邦啓

新連載
財務の視点で見てみよう 第1回
 アーバンコーポレイションに学ぶ
 愛知工業大学 岡崎 一浩

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